ミャンマーラカイン州ブディタウン病院へ、弊社の血液用冷蔵庫、輸送資材を寄贈させて頂きました。久保田商事様寄贈の遠心分離機、国際協力機構(JICA)様寄贈の太陽光電力システムと合わせて、輸血を行う「血液銀行(Blood Bank)」がブディタウン病院に設置されます。アナン元国連事務総長らによるミャンマー政府諮問委員会の報告書の中で、ロヒンギャ問題解決の方策の一つに血液銀行の設置が指摘され、JICAが寄付を計画しました。

同エリアは、イスラム教徒ロヒンギャが多く住む地域で、これまで輸血が必要な患者は90km離れた州都シットウェーの病院に運ばれていました。当面は、弊社寄贈の輸送資材を用いて、ヤンゴン国立血液センター(NBC)からブディタウン病院に血液製剤が輸送され、輸血が行われます。2018年1月より本格的に、ロヒンギャ難民の帰還が始まり、現地の医療環境改善が求められています。

弊社の製品がこのような形で国際貢献できることは大変喜ばしいことです。

ミャンマーラカイン州寄贈式典